写真

自分の撮影ジャンルって絞るべきなの?それぞれのメリット・デメリット

撮れるものなら世界中のすべてを撮りたい僕ですが、撮影依頼は何故かポートレートが多いです。

フォトグラファー一本で生計を立てている方でしたらジャンルは確実に絞ったほうが良いですよね。
得意な撮影ジャンルを持ってる人って僕からしたら結構羨ましいです。

とあるディレクターの方が某セミナー言ってたのですが「なんでも撮れます!」って人に対してはその程度の仕事しか投げないとのことです。

僕もこの意見には同意します。単価の高い仕事や、詰めるべきところの多いものに関してはその道のプロに頼みたいですからね。

とはいっても、僕の場合はあれこれ撮影しているので「特に得意ジャンルはないです」と答えてしまうのですが、そのことによる弊害や、逆にメリットなんかもわかってきました。

ここで一つ前提とするならば趣味で写真を撮影する場合の話です。
僕の実体験を元に主観で話すので、そのほうがしっくりくると思います。

撮影ジャンルを絞ると得すること

まずはメリットから!
もちろん各々の環境によって違うポイントもありますが、一般的にはこのような動きになると思っています。

決まったジャンルの撮影が頼まれやすい

前述した通り、撮影を頼む人というのは、そのジャンルの撮影が必要な場面を多く持っています。
例えば美容師の場合は、カットモデルを撮影してほしいので、頼むのであれば「ポートレート」の得意な人に依頼しますよね。

建築写真が得意だと言っている人には美容師サイドは頼みづらいっすよね。笑
なので特定のジャンルの枠で、依頼されたい!という意欲的な方には、撮影ジャンルは絞ったほうがいいですよね。

ハイレベルまで上達できる

これも言われてみれば当然なのですが、いろいろなジャンルで撮影する時間を、一つのジャンルに当てられるわけだから効率よく上達できますね。

特に、ポートレートですとスタジオライティングなんかは結構他ジャンルをやっていると勉強し辛い部分だと思います。

「〇〇撮ってる人」として二つ名をゲットできる

例えば、「ミニチュア撮っている人」や、「ニボシ撮っている人」などの印象を周りにつけることができます。その印象付けっていうのはかなり重要で、漫然と撮影している僕みたいな者よりも知名度が格段に上がりやすいです。

これはSNS上の話だけでなく、現実でも同じ。
名刺の肩書きに「爪切り写真家」なんて書いてあったら一発で覚えますよね。

それが依頼や話題につながるかは、天秤にかける必要がありますが。

撮影ジャンルを絞ると損すること

じゃあ逆にジャンルを絞ると損することって何か?というと

飽きる

まじでこれ。僕が特にジャンルを絞らない理由です。めちゃめちゃ飽き性なんですよ。
特に写真やり始めの方なんかはぶち当たる壁かもしれません。

自分はずっとこれからも長い人生永遠に爪切り撮ってるのかな」と思い始めたら終わるので、ジャンルの絞りすぎは避けるようにしています。
前述したメリットがそれを上回る場合は別ですが。

ワンパターンになる

構図案やアイデアの幅が当然絞ったジャンルの中からしか生まれにくいので、様々なジャンルを撮影している方のほうが、なんとなく面白い写真を生み出しやすい気がします。

でもこれって別に、インプットの幅を広げれば良い話なので、そこまで損でもないかもしれませんね。本人次第な感じがあります。

撮影ジャンルを絞らないと得すること

光のシロクマは気にしないで

逆にジャンル絞らずに、写真撮影と名のつくものならすべてを撮っているとどんなポイントがあるのか。

写真が狂ったように楽しく感じる

どのジャンルもある程度撮れるまでには、そこまで難しいハードルはありません。ある程度というのは、ちゃんとピントが合って、何が写っているかが判断でき、人に見せてなにか理解してもらう程度のことを指しています。

それって挑戦したい気持ち次第で次々とクリアできるんですね。射幸心に近いものかと思います。僕だけですか?めちゃめちゃ楽しいんですけど

知識幅が広がる

これは普段の業務でデザイン作業を行っている時に、クライアントの業界を知ろうと調査するのと同じことなのですが、撮影しようとするジャンルの周辺事項を調べる癖が付きます。なので単純に知識の幅が広がります。

もしかしたら飲み会の話題にもなるかもね。

他ジャンルのインスピレーションを受けることができる

例を上げるなら、動物の孔雀から、その羽根の小道具をポートレートで使おう。とか、夜景の撮影で得た長時間露光のノウハウを、乗り物撮影のエッセンスにしようとか。

例を上げればキリがないのですが、行かせないインスピレーションなんかないんじゃないかってくらい撮影のアイデアがとまらなくなります。嬉しいですね。

撮影ジャンルを絞らないと損すること

もちろん、絞ったとき同様、デメリットもあります。

重要な撮影依頼はこない

これは前述した通り、その道のプロではないので、あまり大きな撮影は依頼されづらいです。

が、これも実はポートフォリオを事前に共有し、通り名ではなく、どういう画を撮れるのかというポイントから判断してもらえれば例外もあります。
本人の立ち回り次第ですけどね。

器用貧乏になりやすい

これは想像に難くない要素ですが、いろいろなジャンルを深掘りできずに、ある程度のところまでいって成長が止まる可能性があります。

終わりに

といった感じで、一長一短ですね。各々のスタイルによって違います。

ハイアマチュア-プロの人たちには特定ジャンルしか撮らない、もしくは表に露出させてない人が多いんですね。その層まで行きたいのであれば撮影ジャンルは絞ったほうが良いですね。