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レビュー:ポートレートや風景にも!”シグマ 35mm F1.4 DG HSM”を借りた感想

※この記事内の写真は、全てシグマ 35mm F1.4 DG HSMで撮影したものです。

artレンズを購入しようか悩んでいるみなさまへ
僕はsigmaのartレンズの50mmを普段使用しているのですが、最近35mmを知り合いの方から借りる機会があったので、その描写性能を見てみようと思いスナップしてきました。

そのスナップレポートを以下に綴りたいと思います。

おそらくこの記事にたどりついた方は、このartラインがなんたるかはだいたいわかっていると思いますので、詳細スペックは記述せずに素直な使用感をお知らせしてみますね。

画角35mmは良いのか悪いのか

まずはこの35mmという画角が、個人的にスナップに合っていると感じています。

景色だろうがポートレートだろうが、少し自分の足を使えばベストな画面に収まってくれますし、普段使っている50mmとは違った撮りやすさを感じました。

ちなみに使用しているボディはnikonD750です。

遠すぎれば被写体に寄っても良しですし、その場合の広角特有の歪みも28mmほどではないので許容範囲。


ポートレートでも思い切り寄ったものでなければ非常によく収まってくれます。

逆光×強風というなかなかなシチュエーションでもまったくの無問題。

強風は関係ないか・・・。

 

いやあるな。値が低いというのはそれだけシャッタースピードを稼げますしね。

景色にもおすすめ

ちなみに景色も広すぎず、何度も言いますが「ほどよく」収まってくれます。

F8で晴海埠頭からの遠景です。

ばっきばきの描写に。描写が良すぎて色々なものを入れたくなってしまうのはいけませんね。笑

フレア耐性もこの通り。

直で太陽を撮ってもなだらかなグラデーションで空を描いてくれました。

F1.4という強み

上記の写真はかなりの暗所で撮影したものです。

たよりになるのは上部のスポットライトのみ。

それでも紙のシワや、上から下へのなだらかな明度グラデーションは目を見張るものがあります。この描写をしながらもf1.4というスペックは、暗所でも安定した描写をもたらしてくれます。

絞りは本来どういうボケかたをしてほしいかを先行して考えるべきなのですが、決定的な瞬間の場合はぶれないほうを優先したいところ。そうなると前述したように設定f値が低いほうがシャッタースピードが稼げて有利なのです。

ただし、f1.4という低さは、ピントの合う範囲がかなり狭いということも意味します。プレビューを見てジャスピンだと思ってたのに、画面でみてるとピント外してるよ!なんてこともあるので気をつけましょうね。

意外に軽い

 

フィルターサイズ φ67㎜
最大径 × 長さ φ77㎜ × 94.0㎜
質量 665g

シグマの公式HPから引用させてもらいました。

665gと書いてありますね。D750が750gなので1415gになります。

だいたい健康フーズ 菜種サラダ油と同じくらいですね。

ってかD750って750gなんですね。偶然・・・?

シグマの50mm F1.4 DG HSMが815gなのでその差は約150g
この150gというのは正直微々たる差・・・ではないです!

長くスナップしているとart50mmだと若干手が疲れていますがこの35mmだとそんなことなかったですね。

インドボダイジュもびっくり。

まあ軽さだけで言うと純正にはかないませんが。

 

ボケがすんごくきれい

普段ボケがキレイとかあんまり気にしないのですが(しろよ)、このレンズで撮った時はふわっとしたボケや、キレイな玉ボケにうっとりしてしまいました。

エスカレーターの壁ですらこのartさ。

おわりに

今回は借りただけなので余すことなく撮れたかというと、そんなことはないですが、上記の写真はすべて一日で撮ったものです。
遠景からポートレート、スチルまですべてをこなせる画角と描写は、とりあえず迷ったらこれを持っていけばいいんじゃないかという一本だと思います。

アイアンマンも欲しがっているね。

僕はこのレンズに単焦点の万能レンズ的な印象を受けました。標準域に感じることの多い印象ですが、それをここまで高い描写で写してくれると撮影テクニックが上達した錯覚を覚えたいいレンズです。