写真

【ハンドメイドアクセサリー】モデルを使ったロケ撮影のコツ

他のポートレートジャンルと比べて、なかなか難しい「モデルを使用したアクセサリーの撮影」。

普通にブツ撮りだけでしたら、しっかりライティングを組んで小物をちらして〜とかすればよいです。それは調べたら結構な数の参考サイトが出て来ます。

ですが、それよりモデルの着画(服と合わせてアクセサリーを着用した写真)を用いた方がサイズ感や、色味、製作者の出したい雰囲気や季節感など、様々な情報を写真に載せることができます。

そこで今回、撮影を協力していただいたハンドメイドブランド「FUYON」を用いたイヤリングが主題の写真を用いて、撮影時に気を配ったポイントをまとめてみました!

被写体との距離感

まず第一にあげたいのがこれ。遠すぎるとアクセが見えないし、近すぎると人の目や鼻に視線が行ってしまうので、いい感じにアクセサリーに目を誘導するとよいです。

とはいってもその距離感の掴みがなかなか難しいので、強制的に顔を画角に入れない匿名性のある写真にしても良いかもしれません。
モデルさんの存在感を消し、アクセサリー自体を主題にするのです。

ただこれをやりすぎると、どうしても広告感がでてしまうので、写真として逆に印象に残りづらい難点があると考えています。
もしモデルさんが綺麗なのであれば遠慮なく活用しましょう。

というわけで距離感別リファレンス。
撮影時にご参照あれ〜

これはちょっと遠い

写真としては好きですが、ピントがしっかりあっているか判別しにくいくらいに遠い距離から撮るのは重視しないでおきましょう。

ベターな距離感

よく見ればアクセサリーもわかります。全体的な雰囲気ともに把握でき、構図上部にコピーも入れることができそう。

ベストな距離感

これくらいだといい感じの距離感。はっきり物を見せようとするともうちっとどうしても近寄りたくなるのですが、着画である以上、着用時に醸し出せる雰囲気を重視したいところ。アクセサリーと雰囲気、両方取りたい場合はこれくらいが良い距離感ですね。

オススメのレンズは85mmのレンズ

もちろんレンズは場面によってオススメが異なりますが、一旦焦点距離85mmを持っておけばハンドメイドアクセサリー撮影には便利に働いてくれると思います。

画角的に最適という点でもおすすめなのですが、なによりポートレートにおいての85mm(中望遠レンズ)というのは「歪み」の出具合が少ないのです。

この歪みというのは被写体の本来の形を歪めてしまうのと、後からのトリミングに悪影響を及ぼします。
顔が歪んだりしたら結構致命的ですしね。広角で撮影したらなんだか太って見えるのもそのためです。

レンズ自体の特性を気にするのであれば、全体的に優しい雰囲気にすることのできるTamronをおすすめします。
お金がある方はcarl zeissをどうぞ。
sigmaのレンズは基本、画質キレッキレになってますので、柔らかさという表現を強調したい場合は少し違うかもしれません。

光の柔らかい時間帯に撮る

ライティングを考えるのが鍵というのは全ての写真に言えるのですが、ハンドメイドアクセサリーである以上ほとんどのブランドは「手作りの暖かさ」が既成ブランドとの差別化ポイントだと思います(もちろんそうでない場合もありますが・・・)。
その場合写真に出したい雰囲気に冷たさは不要ですよね。

というわけで、撮影したいなら早朝、もしくは夕方の光の柔らかい時間帯にしましょう。

ロケにおいての自然光源の特性について、太陽から怒られそうなくらい簡単に説明するとこうです。

早朝

太陽出始めからだいたい8時くらいまでの時間。強すぎず、正午よりも柔らかく撮影ができます。

デメリット

起きるのがキツイ

正午

はっきりとしたコントラストが出る。ちょっと素人っぽくなるが、葉っぱなどの影が下に落ちるため、木漏れ日を使った柔らかい写真を量産可能。

デメリット

撮った写真全てに鼻の下や頰の下に濃い影が出てしまうため、写真が骸骨化。
モデルから着信拒否されかねない

夕方

早朝とは違った柔らかさが出る時間帯。動きやすい時間帯なため、調整がしやすく、撮れる写真もエモい。

デメリット

気をつけないと悲壮感が出る。

光源がないのでストロボや他様々な光源を見つけだす目が必要

デメリット

暗くて見えません

逆光にチャレンジするとエモくなる

以上の特性をふまえた上で、撮影者はどの位置を確保すればよいのか試行錯誤が必要なのですが、ちょっと勇気をだして逆光にチャレンジしてみましょう。

上記の写真はギャンギャンに逆光。
あとからLightroomというツールにて影を起こす処理を行っています。

あとから編集してでもいい写真に仕上げたい方は、是非挑戦してみてくださいね。

前ボケにチャレンジするともっとエモくなる

前ボケというのは、レンズぎりぎりまで花や草などの小物を近づけ、あえてめちゃくちゃぼかす手法です。画角内での良いアクセントになり、画面に幻想的な効果をもたらします。

上記の写真に用いた前ボケはロウバイという花。合成ではないですよ。こういうボケをつくりだすのも撮影者の役割だったりします。

今回ご協力いただいたブランド「fuyon」

先ほどより撮影させていただいてるのはなんとモデルさんではなく、このブランドアクセサリーの制作者になります。
美と才を持つなんて天は二物を与えますね~。羨ましいことです。

そんな方が手がけるアクセサリーブランド「FUYON」ですが、新宿のnewomanにてpopupとして出店するそうです。ぜひ気になった方は足を運んでみてくださいね。

FUYON

インスタグラムアカウント:@fuyon_hma
https://www.instagram.com/fuyon_hma/?hl=ja