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写真撮影を成功に導く!ロケハンに来たらチェックしたいポイントのまとめ

撮影の事前チェックに超!有!効!なロケーション・ハンティング、通称ロケハン。業界用語ながらも、一般的に知れ渡ってる用語なので、みなさまも良く知っているワードかと思います。

自分も、予め撮影箇所が決まっている場合や、すでに決まっているものの、詳細なスポットは把握できてない場合などのロケハン撮影を経験し、どういったポイントをチェックすればよいのかがわかってきました。

写真撮影に関してのシーン別にチェックポイントをまとめてみますので、ロケハンが必要な方はぜひ参考になさってくださいませ。

予め撮影場所が決まっている場合

撮影箇所が決まっていても、実際に行ってみないとわからない箇所はいくつもあります。厳密にはロケハンとは言わないですが、下見って言った方が正しいですかね。

実撮影ではモデルさんと(いれば)アシスタント、機材等が搬入されますが、ロケハンではそれらがない撮影をしていると思って写真を撮ると良いかと思います。

というわけで、普段撮影予定地に直接行って何をチェックしているか、まとめてみました。

光の加減を見る

まず第一に、所定時間に現場にどのような光が入るかを確認。

季節が違うほどの事前ロケハンで無い限り、大方の時間帯で差し込む光は一緒です。ですが、当然天候によって左右される条件なので、この光だけを見ていると撮影当日に曇った場合失敗します。笑

晴れ人間であれば問題ないのですが、他にも撮影を成功させるために自分は以下のポイントをチェックしています。

背景の映り込みを確認

これも当たり前といえば当たり前なのですが、意外と見落としがちなので、反射などで入る背景。ここに気を配ってないと、写真に機材が映り込むという間抜けなことになってしまいます。

人通り、周辺環境を確認

ロケ撮の場合は人通り、周辺で工事していないか、どれくらいの広さがあるかも確認できるとよいですね。

人数によっては「人通りの多さ」を写真に収めることは難しいですので、基本的に人を一人でも画角内にいれることで、その場に人がいるということをあとから見返せるように自分の中にとどめています。

後のち、どれくらいの機材が配置できるか確認できるので、現場の広さも極力収めておいたほうが良いですね。

スタジオの場合は見るポイントがちょっと違う

というわけで、ロケ撮影の場合の下見で気にするポイントを挙げてみましたが、スタジオの下見の場合はちょっと様子が違います。今回の趣旨とはずれるのですが、僕は以下の点を気にしています。

採光窓の高さ、大きさ、位置を確認

ロケと同じ点ですが、光は確認しておきたいです。それと室内の照明がどうなっているかも確認しておきたいですね。古い蛍光灯などが部屋にあると、フリッカー現象などによって作品に影響が出る可能性があります。

機材が入る広さがある

一番重要なポイントでもあるのですが、広さは必要以上にも確保しておきたいところです。

あまりに安いスタジオだと、やたら狭かったりするのですが、そうなるとライティング機材がセットできず、適切なライティングが組めなかったりします。そうなっては当日の撮影も楽しめず、出来上がる制作物もイマイチ・・・なんてことになりかねないですよね。

空調が効くかどうか

意外と見落とすこのポイント。今どき空調がないなんてことはほとんど出くわさないですが、古い場所だとたまにこういうのもあったりします。

白ホリ、白ケント紙の状態が汚くないか

背景紙をセットできるスタジオだったら、その背景紙が汚くないかをチェックできます。

ちょっと目に余る汚さだったら、スタジオの管理者に汚れた部分を切り取っていただくよう交渉してみてもよいかと思います。

撮影場所が決まっていない場合

決まっていない場合は、まず数箇所ピックアップする場面から入ると思います。ネットや本から、撮りたい雰囲気にあってそうな場所のピックアップ。そこで挙げた複数の場所を撮りまわります。

そうなってくると、上記のようにつぶさにかくにんできないため、大方の広さや雰囲気がわかるとよいかと思います。

一応まとめますと、

  • 完成する雰囲気に直結するため、壁、床の材質がわかるように撮る。
  • できるかぎり周辺の光をみる
  • 利用できない小物があるか確認する

さえチェックしていればよいかと思います。

ファッションが教えてくれること

ドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」ではVOGUEのアナ・ウィンターと撮影地を決定するために、上記のように一覧を制作してから決定していました。

その場所のメインのエリア、周辺の様子を数枚撮ることで、最終的な写真のイメージが湧きやすいかと思います。

終わりに

ロケハンは、ちょっと手間ではあるものの、現場での細かい事故を極力へらすのに重要だと思っています。ロケ撮影がある場合は是非時間をとって一度自分の足で行ってみると、いろいろな発見があるかと思います。

とはいえ、現在ではGoogle mapのストリートビューもあるため、遠方でも確認ができるようになりました。光の様子こそ見ることができませんが、大方の雰囲気はこれでつかめるので、使えるツールは使って、さらに制作に向かいあう場合はロケハンにいくとよいかと思います。