チュートリアル

皆既月食に向けて!月の写真を合成する方法チュートリアル!

2018/01/31 皆既月食です。

知ってましたか?当然僕は知りませんでした。

直前にブログ書いてますしね。

今年の月食はかなり条件が良いらしく、これを逃すと2021年の5月までまともに撮影する機会を逃すことになります。
今回の記事は撮影の方法やコラージュ加工のチュートリアルです。

月の合成チュートリアル

月は毎日、満月は毎月。
撮影チャンスはいっぱいありますが皆既月食はめったにないチャンスになります。
時間等の詳細はここで紹介されています。

月食が始まってから終わるまでの時間撮影が可能ということなので月の素材がいっぱい撮れるってことですね!
それによって加工し放題というわけです。
月の写真素材くらい買えばいいじゃんといわれてもしょうがないですが、自分で撮った写真を素材として使うのも楽しいですよ。
自給自足的な。

月は建造物と絡めて撮ると素敵な写真になります。
ところがそれは月が低い位置にある時に撮影しなければならず、写真を趣味にしている社会人や学生は結構大変なのではないでしょうか。
なかなか狙えない時におすすめなのが月と前景を別撮りしたphotoshopでの加工です。
別角度でも、もはや別日でもいいわけです。

街に大きく月を浮かべることも
寺の背後に月を配置することも
果ては、人と絡めて月を召喚してもいいわけです。

というわけで今回は月を召喚してみました。

合成したい背景を用意

 

月を合成したい背景を用意します。
当然ですが、構図にが入っているものを選ぶといいでしょう。
月が地面にめり込む絵を作りたい方は別ですが・・・。

これはとある岩場で撮ったものです。このせり出す岩が珍しく、友人に登ってもらって撮りました。

地面はすぐ下にあるのですが、トリミングで見えないような構図にしています。

左上に大きく空間があいていますね。ここに月を配置してみましょう。

 

月を配置

 

配置した図は以下になります。

当然月は月以外の空の部分をカットしております。丸っこいので結構簡単なのではないでしょうか。

夜空と月のみの構図の写真素材を使う場合は描画モード-比較(明)でもキレイかつ楽に配置できますが、月の表面に雲が意図してない浮き出方をしてしまう場合もあるので適宜切り抜きしていきましょう。

ちなみに配置する前から全体的な色味の調整(カラールックアップなど)を行うと、月に対しても同じ調整を行うという二度手間になってしまうので、先に配置だけしたほうが良いと思います。

月のカラーバランスを調整

 

カラーバランスを月のレイヤーだけにかけて、色味を変更いたしましましょう。

今回はもともと青みの強い写真だったので青よりにカラーバランスをしています。カラー設定はこんな感じ。ブルーだけでなく、シアン、マゼンタも画面をみながら調整しております。

 

月は本来は遠くにあるので、本当に少ーしだけぼかし(ガウス)をかけました。設定後の月はこんな感じ。

どうでしょう?この時点で結構馴染んできたのではないでしょうか。

お次は、ちょっと月がどんよりしている気がするのでトーンカーブ、露光量を使って若干明るくしたいと思います。

どこを見て明るさを決めたかと言うと、明るい方の雲の明度になります。

調整した画面は以下です。

これで完成!・・・とかでもまぁいいとは思うんですが、もう少し頑張りたいところ。

よく見ると月のエッジが若干不自然な感じがします。

色々馴染ませる方法はあるのですが、今回はわかりやすく雲で隠すと行った方法をとることにしました。

雲ブラシで境界線を隠す

 

雲のphotoshopブラシは調べればいくつもあるので、調べてみてください。

元素材にあった雲の形を選ぶことがコツになります。

月の下部に雲を配置、月の上部に霞っぽい白くうっっっっっすいくもを配置しております。その結果がこれ

 

ん!いいぞ!馴染んできたぞぉ!

とはいえフォトショ加工に見慣れた現在のユーザーには一発でわかっちゃう加工感

ですので、今回は全体にカラーバランスを整えていきます。

最終的になんとなく青っぽい色味にしたかったのでこの段階ですでに青を加えております。

設定は以下

画面全体はこうなりました。

色味ついでに明瞭度も少し上げました。

明瞭度はライトルームなどを使用している方からしたらおなじみですが、フォトショップからも設定可能です。

手順は

Ctrl+Shift+Eでレイヤーすべて統合した画面を生成→ フィルター → Camera raw フィルター → 明瞭度を選択

という具合です。

こうして月と元写真の明瞭度をあわせていきます。

 

完成!

 

以上で完成になります。

ここからはプラスアルファで好きにフィルターやレタッチを施して、自分だけのグラフィックに仕上げてみましょう。

ちなみに僕はNik collectionやレタッチを重ねて以下のように仰々しいグラフィックにしました。笑

こんな感じです。Nik についてはいつか記事を書こうと思うので今回触れません。

いかがだったでしょうか。みなさまは月召喚できそうでしょうか。

 

今度の皆既月食では赤っぽい月の写真が撮れるそうなので中二病諸君はさまざまなイメージの元、素晴らしい絵を作り上げて見てください。

僕もなんかに貼っつけます。ではでは