撮影スポット

自分の撮影コースを持つことのメリットと、都内の優秀なポートレートコースをこっそり紹介

ポートレートやコンポジ撮影などで撮影したい場合、事前にスタジオ撮影をするか、ロケ撮影をするかを選び、その後ロケなら撮りたいイメージと合っていそうな候補地からお互いの気に入った(だいたいフォトグラファーが選ぶことになりますが)場所を示し合わせます。当日は雨だったらどうしようとか、曇りだったらこっちの道を通って・・・とか考えながら、光の当たる場所の検討を付けながら、撮影しながらあちこちみて写真の映えそうな一角を探すわけです。

まるで複雑なシステムの裏側みたいですね。スナップだと思ってポートレート撮影だとしたらそこまで考えないという人もいるかもしれませんが、ポートレート撮影のアウトプットに関してはモデルとフォトグラファーのお互いに影響を及ぼすので、えいやと適当にとるわけにはいかないのが現実なのです。

で、そんな時に実は決まっていないと困ることがあります。それが”撮影場所の選定”。例えば日比谷公園で撮りましょうか〜と思っても、曇りの日に光をあまり見つけられず、次の撮影スポットに迷ってしまっては格好がつかないですよね。

自分なりの撮影コースを持つことのメリット

そういったお困りごとを解消するのにおすすめなのが「マイシューティングコース」を持つことです。

それはどういうことかというと、なんとなく土地勘のある場所を、n時間で撮影するならこう歩くということを決めた場所を持つことですね。

僕も多々あちこちでポートレートしてきた結果いくつかの撮影コースを決めることができていますが、最初のころは都度Gmapのストリートビューでロケハンして決めていました。このやり方はもちろん今も継続していますが、作品作りではなく、単純に写真を撮りたい時にコースが決められているとだいぶ楽なのです。

そのため、時短ポートレートが実現できるということですね。「ここの景色が好きだから、いろんな人をこの景色の前に立たせて撮ってみたい」だとしても良いと思います。基本的に一度行ったことのある場所はアクセス方法も、どのアングルがいいのかも多少なりともわかった上での撮影になるので、簡単に良い写真を量産できちゃいいますね。

また、コースを考えるということはスポットという点で考えるのではなく、撮影体験という線で考えることとなります。
それは序盤でコミュニケーションを行いながら、前菜のように公園で撮り、慣れてきたら次のスポットへ、そこで主菜のように絶景で撮る、のような一連のバリエーションも持たせることができます。

そこまでしていい写真が撮れないなんてことはあまりないのではないでしょうか?
モデルに喜んでもらえること必至です。

撮影コースを決める時に気をつけたいポイント

では早速撮影コースを決めよう!と思っている方、少しお待ちください。

コースを決める時にここに気をつけるといいよ!というポイントがありますので、これをみてから決めるとよりスムーズかと思います。

ポイント01:時間帯を気にする

これは当たり前といえば当たり前ですが、意外と抜けてしまうポイント。
朝方での光の入りかた、夕方での夕日の入りかた、夜の時の外灯の配置など。
光と一言で言ってもその種類は多岐にわたり、背景の豪華さとかではなく、この光をメインにスポットを選ぶと、よりよりポートレートになります。

都内なのであれば、時間によって日によって、本当に多くの種類の光があるので、一度歩き回ることをおすすめします。

ポイント02:雨天時のコースを考える

曇天でも光は拡散されて、なんだかのっぺりしてしまいますが、これはこれで肌のトーンが綺麗に写ったりするのでまだ良いです。が、やはり雨天時にはずっと外で撮影なんかしてると風邪を引かせてしまいます。

撮影に付き合わせてモデルを風邪引かせてしまったなんてことになったら最悪ですからね。周辺の屋内、もしくは雨宿りできるところを見つけておくことはかなり重要と思えます。

ポイント03:自分の家からのアクセスがいいところ、なんとなくみんなのアクセスの良いところの2パターンでコースを分ける

いわゆるMUSEがいるのであれば別ですが、基本的に依頼するモデルが自分の家の周辺に住んでるとは限りません。そのため自分の家の周辺のコースだけでなく、なんとなくみんながアクセスしやすそうな場所をコースとして把握しておくことをおすすめします。。

今回はそのアクセスしやすいコースとして「東京駅」を挙げさせていただきます。
以下に撮影コース例として書いておくので、是非考え方の参考までにお読みいただけると嬉しいです。

東京駅から始めるポートレートコース

上記のポイントを抑えてコースを考えたらどうなるのか、例としてひとつのコースを紹介させていただきます。ちなみに散歩がてらにスナップできる気軽なコースなので万人におすすめ。

所要時間 約1時間半

コース01:東京駅集合

東京駅は集合地点として明示しやすく、撮影スポットとしても名高いですよね。当然ポートレートの撮影地としてもかなりの優秀さで、丸の内口からの出口付近に位置する大通りなんかは背景に持ってくるのにとても良い場所です。

もちろん洋風なその煉瓦造りの外観も背景としてのレベルが高く、この駅周辺を歩き回っているだけでもかなりの撮れ高になるでしょう。

コース02:丸の内仲通り

ここは日比谷公園までの道になりますが、道の補整のされかたが尋常じゃなく、歩きがてら写真を撮っても背景として様になります。

コース03:日比谷公園

丸の内仲通りを通ったら、日比谷公園に向けて足を進めます。この公園では年中なんらかのイベントを行っており、大きな噴水もあってポートレートというか写真撮影自体にぴったりな場所です。

僕は大体ここまできたら撮影を終了するのですが、このまま続けたい人は銀座のほうへ向かっていくとよいスポットが多数あります。

雨が降ったら:国際フォーラム・有楽町高架下

上記のコース01-03までは当然屋外のため、突然の雨には対応できません。コースつくりのポイントとしても雨のパターンを考えると挙げさせていただきましたが、この東京駅から考えるコース下では国際フォーラムか有楽町付近の高架下通路が適していると思います。

国際フォーラムに関しては過去にまとめていますので参考までにどうぞ。

東京の建築美、国際フォーラム内観の撮影パターン5選[東京]自分の中で国際フォーラムが今アツイです。来てます。 いや前々より目をつけてはいたんですが、この間行ってみて改めて良さを感じましたね...

休日に訪れると多くのフォトグラファーや観光がてらきているひとも多いです。ポートレートの聖地ともされ、若干フォトグラファーのなかではありきたりなスポットまでになっている気も・・・。それくらい素晴らしい場所なんですね。

で、有楽町高架下は、ここだ!というピンポイントなスポットはないのですが、夜に歩いていると街頭や居酒屋のやすらぐライトで全体的な雰囲気が良いことに気付きます。

ポートレートを撮るには暗所に強い高感度耐性のあるカメラが必要になりますが、それを持っていたらここで撮れる写真はかなり素晴らしいものになると思います。

高感度耐性ボディは、一眼レフよりも小さく、取り回ししやすいので多様なシーンに対応できるミラーレス機がおすすめです。

終わりに

コースを決めるには数回スポットを撮りにいって、時間帯ごとの特徴を把握していないとできないので、なかなか決めたくないという人もいますが、一度決まってしまえば考えなくてもよくなるため、ポートレートの場合は余計なことを考えずに撮影に望めます。

あ、あともちろん商用や大々的に撮影したい場合は各撮影地での許可が必要になってきますのでお気をつけください。

もちろん作品撮りのときは背景を考えて別のロケ地を挙げる必要がありますけどね。

いや、そもそもモデルがおらんわ!という方は以下の記事を参考にしてみてください。

ポートレートモデルの探し方ってどんな方法があるの?モデルがなかなかみつからないみなさまこんにちは。 ポートレートを始めたい!という方、多いのではないでしょうか。 それとも以前より撮っ...

で、今回柄にもなくかわいらしいポートレートを撮っているのは、今回の記事に協力いただいたみなさまがいるからです。「Tainer Agency」に登録されているライバーのみなさま、本当にありがとうございました。

彼女らを知りたい人たち、詳しくは以下をCheck!

Tainer Agencyhttps://tainer.co.jp/