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これであなたも夕焼けマスター!夕焼けを撮りたい時に知りたいポイントをまとめてみた

すべての被写体が美しく浮かび上がる時間帯、「夕焼け」。その夕焼けがきれい撮影できるスポットの探し方は知っていますでしょうか。

都内や著名なスポットでしたら夕焼けの場所も多くの情報がでているでしょうが、実際のところ旅先でふらっと出会った夕焼けのほうが、より深く思い出に残るものです。

というわけで、当記事では、これさえ知っておけば夕焼けがきれいに撮れるスポットを見つけられるポイントや、それに当てはまるような都内の夕焼けスポットをいくつか紹介しています。それだけでなく、これをすべて読めば夕焼けの撮影がまったく怖くなくなる情報を多くまとめてみました。

夕焼けがきれいになる条件

実は夕焼けはいつも同じ色ではありません。いつ見てもきれいにはきれいなのですが、色の濃い時のほうが写真に映えるので、狙えるのであれば、その条件を知っておいたほうが良いですよね。以下の条件で色の濃さが変わってきます。

PM2.5や花粉など、空気中のホコリが少ない

そもそも遠景写真を撮る時などはこの要素が多く関わっているのですが、みなさんが意外と気にしていないのがPM2.5。今では天気アプリ等で確認できますが、PM2.5はなければないほど空がキレイです。

なので基本的に霧が出ているわけでもないのに、空が白く曇って写る場合はこのPM2.5が上空に停滞している場合が多いです。星景写真でもこの影響が出るため、風景写真を撮る際はチェックしておきたいポイントでもあります。

雲がある程度存在する

早速難しいポイントなのですが、雲がありすぎるとそもそも夕焼けが見れません。
かといって全く雲がないと、空にきれいなグラデーションは出るものの、夕日に照らされた魅力的な雲も画角に入ることがなく、写真としてはちょっと退屈になってしまいがちかもしれません。

なので一番良いのが、上空にほどよく雲が存在することです。そして同時に夕日の沈む西に雲がないこと。

だいたい夕焼けを追っていると、西側に雲が溜まって水平線に沈む夕日を写すことができないことが多いです。その雲がないことももう一つのポイントなんですね。

湿度が50%前後だと良い

雨が上がった後の湿度なんかはとても良いです。なぜなら空気中のホコリを雨が落としてくれるため、夕焼けの光線がより遠くまでとどくのです。

それと、湿度50%前後だと良い深い赤になるそうですね。高ければ高いほどよいというわけでもなさそうです。

ただ、湿度は高いと遠方の風景が若干ぼやけてしまいます。遠景は空気が乾いてるほうがクリアになるため、2つをカバーする条件はなかなか発生しなさそうですね。

夕焼けをきれいに写すスポットを探すコツ

ロマンチックな夕焼けスポットは、知っておいて損はなし。撮影をしなくとも、気になる人と一緒にきれいな夕焼けを見たい時や、友人と昔話に浸りたい時などに活用できるので、ぜひご自身の周辺の夕焼けのきれいなスポットはメモしておくことをおすすめします。

というわけで自分で夕焼けスポットを探す際の見るべきポイントは以下です。

西側に広い空間がある

当然ながら夕日は西に落ちていくため、西側に大きな空間があると、画角に空のグラデーションを多く入れることができ、よりきれいに撮影が可能です。もしくは

広い空間は地方ですと多く見つけることができますが、都内の場合は公共の施設周辺であったり、公園であったりといったところが該当しますね。

水面がある

夕焼けの光は通常青色の空を赤く染めます。水面というのは通常無色なため、普通に空の色を反射している場合水面のきらめきは分かりづらいですが、夕焼け時にはそれを反射し、一面ドラマチックな表情を見せます。

背の高い被写体がある

とにかく巨大なものは、夕焼けに一面照らされたら通常時には見せない表情になるものです。東京タワーは、被写体を超えて夕日が沈んでいく様子を捉えることができるので、このポイントではおすすめなスポットです。

それと、夕日が傾いた時の影のでき方は、景色を立体的にするので、見晴らしの良い場所から山々を撮るなんてのもよい絵の撮れるポイントですね。

輪郭の形が面白い被写体がある

夕焼け時は、目線の低い位置に光源(太陽)がくるため、被写体がシルエット化します。ですので、形の面白い被写体が多くあるところというのは夕焼け時に映える写真を撮影することができます。

シルエットは変に色を乗せることなく、完全に黒くなるまで補正すると印象的な写真になること必須です。ぜひ試してみてくださいね。

東京のおすすめ撮影スポット9選

探し方はわかったとして、実際に東京で夕焼けを撮影するにはどこがいいのか。実際に撮影したスポットの中で、いくつかおすすめをまとめてみます。

羽田空港

夕焼けスポットといったらここ。いままでで一番すごい夕焼けを撮影できた、自分の中でのベストスポットです。このスポットは東西見渡せるため、日の出、日の入りともにきれいに撮影することができます。

特筆すべきはやはり飛行機と夕焼けのセットを撮れること。これのおかげで多少夕焼けがきれいでなくとも、写真として満足の行くものが撮れるかと思います。

過去に記事としてまとめていますので、撮れる写真やポイントを知りたい方は以下よりアクセスください。

羽田空港で写真を撮るなら夕方を狙うのがおすすめ!これだけキレイな夕焼けが撮れるかも![東京]みなさまは、なんだか夕日が綺麗に焼けそうな日にどこへいってますでしょうか。 海岸?山?展望台? どれも素敵な写真が撮れる場所...

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園は、夕焼けの光に照らされるととてもエモーショナルに写る被写体ばかりで、ポートレートスナップや建物の撮影したい人におすすめです。

上記のような日本らしい小物も多くあり、閉園時間に気をつけながらも、夕焼けの時間に撮影したいものの一つですね。

日暮里・夕やけだんだん

ここも都内の夕焼けスポットとして有名ですね。ふらっと訪ねても多くの人が撮影していたりします。

このスポットを降りたところには、谷中銀座商店街という商店街もあります。ここでは食べ歩きなどもでき、コロッケ30円で購入できるお店もあるほど。休日に食べ歩いて、夕焼けの時間になったらさくっと撮影して帰る、なんて最高の休日になりそうですよね。

晴海埠頭

晴海埠頭はこの「風のオブジェ」で常にリフレクションを狙うことができる上、西側に東京湾が広がり、対岸の夜景もキレイという都内随一の撮影スポットになっています。

しばらく待っていると豪華客船もきますが、上記のとおり画面がごちゃごちゃするため、客船なしでぜひ撮影してみてください。

浅草

これが意外なスポットである浅草。周辺では商店街や背の高い寺など、夕日に照らされるといつもと違う表情を見せる被写体も多く、夕焼けの時間帯に合わせて行きたいスポットの一つです。

赤い建築物と、夕焼けの空のおかげで良い配色の写真を収めることができます。スカイツリーを写せるところも良いですね。

荒川河川敷

荒川だけでなく、川幅の広い川でしたら夕焼けスポットとして挙げても良いくらいです。

ここは川辺りに杭が打ってあったり、巨大な橋がいくつもあったりと、被写体に困らないためチョイスしています。以下より詳細を見ることができるので、気になる方におすすめ。

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ゲートブリッジ

ここは僕が一番おすすめしたいエモスポットなのですが、巨大な橋×飛行機×夕焼けを撮ることのできるところです。若洲公園からゲートブリッジが見える箇所まで行き、撮影するのですが、足場が岩だらけなので少々気をつける必要があります。

ちなみに日が落ちると飛行機の光跡写真を撮ることもできるので、夕方の写真を撮りながら日が落ちたあとも撮影を楽しめると思います。

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新宿御苑

閉園時間の関係上、日が落ちるのが早くなる秋~冬季限定ですが、新宿御苑も自然×夕焼けのスナップを撮影するにはとても良い場所です。時期的には紅葉と合わせて撮影を狙っていきたいところですね。

等々力渓谷

等々力渓谷では木々が空を覆っているので、夕焼け時刻にオレンジの木漏れ日が落ちる渓谷を捉えることが可能です。過去に紹介もしていますので気になる方はどうぞ。

日が傾く時間に、等々力渓谷を撮ってきた[東京]都会の自然を愛する皆様こんにちは。都内のスポットとしては珍しい、渓谷が東京にあるのをご存知だったでしょうか? 今回は夕焼けに照らさ...

夕景をきれいに撮影する設定、コツは?

そんな夕焼け景色、夕景ですが、キレイに撮るためのカメラ側の設定にコツがあるのです。そのポイントがこちら。

露出補正をマイナス1-2

露出補正をマイナスにすれば、夕焼けの色を、より濃く写すことが可能です。もし普通に撮影して、なんだか色が薄いなと感じたら、露出補正をマイナスにして見ましょう。

といっても、マイナスにし過ぎても暗くなるだけですので、目安としては1〜2の範囲にまります。

ホワイトバランスは6000k付近

もちろん、周りの環境や空の焼け具合によりますがホワイトバランスはオレンジより目安として6000kぐらいで撮影すると、より夕焼けの深い赤が映える撮り方をすることができますね。

isoは極力低く

別に夕焼けに限ったことではありませんが、isoは上げれば上げるほど、写真にノイズが乗ってしまいます。フィルムっぽくしたいんや!と思う方もいるかも知れませんが、高感度ノイズはデジタルにおいてあまりキレイとは言えないと思います。表現として取り入れる人は少ないでしょう。

もしフィルムっぽい写真を望むのであれば、後からLightroomで「粒子」パラメータを調整したほうが表現自由度も、ノイズの乗り方もより良いかと思います。

夕焼けのあとにもトワイライトタイムが!

これもまた夕焼け撮影の醍醐味だと思うのですが、夕日が沈んだ直後に「ブルーアワー」や「トワイライトタイム(こっちの呼び名のほうがかっこいいから好きです)」などと呼ばれる瞬間が訪れます。

見えている景色が幻想的な青に染まり、ほぼあらゆる景色がよく写るのです。普段見ているよくある建築物であってもこの時間帯に見るともしかしたらよく写るかもしれません。ただ、日が沈んだ後の数分のみの限定ですので、もし狙うのであれば夕焼け→ブルーアワーのよくばりセットをおすすめしています。

撮影に適した機材、カメラって?

夕焼け撮影ですが、カメラ一つあればあらゆる表現ができるわけでもないんです。フィルターやそのほかのアクセサリーでおすすめなものを紹介いたします。

PLフィルター

PLフィルターは、水面の反射を防いだり、空の青を深く写すのに重宝される風景写真家必須のアイテムです。水面付近で夕焼けを撮ることが多いため、そういった撮影が多い方にはおすすめのフィルターです。

MCトワイライトレッドフィルター

ケンコーより発売されているまさに夕焼けの赤色を際立たせるフィルターです。これを用いて撮影すればより印象的な赤色に景色を写すことができそうです。

NDフィルター

夕日を撮影しようとするとどうしても明暗差が出てしまい、思ったより夕日付近が白飛びするな~なんて方にはNDフィルターをおすすめしています。というよりほぼこれがないと白飛びしまくってしまいます。必ず一つは持っておくことをおすすめします。

ステップアップリング/ステップダウンリング

上記で挙げたフィルター群って、一つのレンズに付き一つのフィルターを用意しなければ大きさが合わず、ちょっとコスパ悪いから手を出しづらいな~なんて方もいると思います。

意外と知名度が低いのですが、そんな時にこのアイテムを使用すれば、口径の大きいフィルターであったらそれ以下の口径を持つレンズにはめることが可能です。

それだけでなく、合わせ方によっては「NDフィルター」×「PLフィルター」なんて一歩すすんだ表現ができる合わせ方も可能。「NDフィルター」×「NDフィルター」でより長時間の露光を可能にするなんてことも可能です。

口径が小さいフィルター→口径が大きいレンズへの調整も可能ですが、レンズ周辺がケラレ(フィルターの縁が入り込み、黒く潰れてしまう)る可能性がありますので、この方法を使う際は一度試し撮りしてからの購入をおすすめします。

三脚

夕日という光源があれば、手持ちでも撮影は可能です。

が、クオリティの高い風景写真を撮影したいのであれば三脚は必須。できれば持ち運びしやすく頑丈なカーボン製の高級三脚を持っておきたいところですが、なかなか予算が確保できない人も多いかと思います。

上記に挙げた商品は僕自身がかれこれ3年近く使用している商品のライン。とりあえず1万くらい用意しておけば買えちゃうので、この三脚くらいは持っておきましょう。

夕焼け写真をインスタに投稿したい時のタグ一覧

キレイな夕焼けを撮影したらせっかくなのでインスタに投稿してみましょう。夕焼け関連のタグをまとめてみましたので、以下よりコピーしてご使用くださいませ。

夕焼け写真関連タグ

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投稿の際は#nomdhphotoも一緒につけてみてくださいね。合わせて風景関連のタグもいろいろと併用してみると、より多くのユーザーのタイムラインに出すことができるでしょう。

終わりに

夕焼け関連の知識、ポイントをざっくりとまとめてみました。都内でも田舎でも平等に訪れる夕焼けは地球人全員に与えられた撮影タイム。ぜひ会社帰りや休日のふとした時間にでも様々な夕焼けの写真を撮影していきたいですね。