グラフィック制作

いまさら聞けない!WEBと紙で発生する写真の仕様違いって?

WEBサイトや、デジタルデバイスが普及してからだいぶ立ちましたね。
写真も移りゆく媒体に合わせて、様々な変化を経てきました。

たとえばWEBサイトは、レティーナディスプレイやスマホデバイスの発展により見え方がかなり変化しています。

紙もWEBの進化に合わせて進んでいるのもありますが、年々特殊な紙も各所から発売されており、表現の幅は広がっていくばかり。

WEBデザイナーでない限りは、写真を扱う際に気にかけるポイントは少ないのですが、これくらいは知っておくと便利だよってことを紹介します。

色の表現

これはまず第一に挙げられる違いなのですが、紙面とWEBでは色の表現方法が違います。

加法混色か減法混色かの違いですね。

WEBはRGB表現で、紙はCMYKになります。聞いたことあるのではないでしょうか?

でもここで疑問が出てきます。紙のデザインをするときも、WEBで作業するわけだから、作業場はCMYKになってないと、どう色がでてくるか判断できないですよね。

なので、デザイナーが作業して色を合わせる作業が紙のデザインでは必要となって来ます。それをアイソメタメリックマッチ色校正などを行って合わせていきます。

結果RGBでよし

これらのテクニックは小難しいことですので、僕ら写真に関わる人はどうするのかというと、RGBのママでいいんです!

実はRGBからCMYKへ変換をかけてしまうと表現できる色が基本的に減ってしまいます。各メーカーのカメラにある特徴的な色味すら潰れかねないので、極力RGB印刷ができるもので印刷したいですね。

解像度 72dpiか320dpiか

こちらも代表的な違いとしてあげられます。解像度(dpi)というのはモニター1インチ平方の中にいくつかのドット、ピクセルで表現するかというものですが、そのピクセル自体に決まった大きさはなく、以外にふわっとしてるなという印象です。笑

なんですが、実は解像度はWEBに乗せる際はそこまで関係ありません。というと語弊がありますが、画質に対しての影響がほぼないということですね。

なぜ72dpiなのか

ではなぜ72dpiなのかというと、ディスプレイ解像度が決まっていた時代のMacディスプレイ解像度が72dpiだったものを伝統的に受け継いでるだけなんですね。

ですので解像度というのは以外にも気にしなくて良い点なのです。

もちろん出力する際には出力された写真の画質にもろに関わるため、300~400dpiで設定しましょう。400dpi以上に設定しても体感画質は変わりません。

トリミング

個人的に一番紙と差をだせるポイントはこれ、トリミングだと思っています。

最近ではいくつものアプリが出てきていて、さまざまな写真のカタチが生まれては消え、消えては生まれていますよね。

何も意味があれば写真は四角じゃなくてもよいんですよ!可愛らしい写真だったら四方を丸く削って表現しても良いのです。そこはすべて自由。ということでここで言うトリミングとは、写真を最終的にどんなカタチで見せるかとしています。

紙の場合は、印刷したあとにアナログで加工することが必要でしたが、いまやphotoshopを始め写真加工ツールでいくらでもできてしまいますよね。

それでもやっぱり四角が多い

ですが、当然その写真のトリミングにカタチをもたせるのであれば相応の意味を込めないと「ただカタチをかえただけ」となってしまい、蛇足、もしくは悪手になってしまいます。

そうならないために一つ気にするべきは、写真は過去生まれてからというもの、四角の写真が多くを締めてきたことを思い浮かべると良いのです!

この写真は丸くトリミングしたほうが良いのか?四角のままが良いのか?といった判断に、それを見るユーザーが違和感を持つかどうかまで考えられると、デザイン的な目線で写真のトリミングを行うことが出来ます。

もちろん、こうトリミングしてみたいんだ!という純粋な動機だけでも誰も文句は言わないでしょうし、僕はそういう冒険に対して大賛成してます。もっといろんなトリミングを楽しみたいですね!

終わりに

特に代表的な違いを挙げてみましたが、WEBだけでなく、各アプリでの魅せ方の違いや、展示の際はどうするのかといったところで多くの違いは出てきます。

重要なのは「こういうものだ」というバイアスをはずして制作をすることだとおじいちゃんが言っていました。バイアス外して写真を楽しむといいと思います。